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Ducky One 3 TKLはどんな人におすすめ?ホットスワップ対応の銀軸キーボードをレビュー!
筆者が長らく注目していた「Ducky」のキーボードを購入したのでレビューしたいと思います。
キーボードで使ってみたい機種は結構ありますが、最近ではトップクラスにDuckyを考えていました。
筆者が購入したDuckyは「Ducky One 3 TKL」です。
一番人気であるminiモデルとの違いもあり、ネット上にも設定方法などが書いてないので「Ducky One 3 TKLを説明書を見ながら設定解説!裏のスイッチの使い方。」で詳しく解説してみました。
こんな方におすすめ!
- Ducky Oneのキーボードの購入を考えている方
- DuckyのTKLモデルが気になる方
- Ducky One 3の特徴を知りたい方
今回は「Ducky One 3 TKL」についてレビューしていきたと思います。
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Ducky One 3とは?
Ducky One 3 TKLは1998年に台湾で創業したDuckyから販売されているメカニカルキーボードのシリーズです。
Ducky Oneシリーズとして販売されており、Ducky One 3はDucky One 2の後継機種になります。
シリーズはナンバリング機種以外にも様々な物がありますが、Ducky One 3はeスポーツ専用の機種として作られています。
ですが、高機能な為、最近ではeスポーツ以外でも使われることが多く、ビジネス用としても人気です。
Ducky Oneサイズについて
Ducky Oneシリーズには同じキーボードでも様々なサイズがあります。
Duckyで最も人気なのはゲームに特化したminiサイズの60%キーボードです。
その他にも一般的な「100%フルサイズキーボード」今回筆者が購入した「80%TKL(テンキーレス)」矢印キーが欲しい人向けの「65%キーボード」など様々な用途から選択することができます。
Duckyのキーボードは基本的に全てのサイズから選択する事ができます。
サイズは何が正解なのか?
キーボードのサイズは様々なで、実際に何が使いやすいのか?についてはキーボードを使う場面によると思います。
中には「どのキーボードも慣れ」と言う方もいると思いますが、筆者は用途によって変えるべきだと思っています!
慣れはたしかに必要だと思いますが、作業によって使うキーが違う以上自分にとって一番いいものを選択するべきです。
ゲームのみの場合はもちろんminiサイズがおすすめですが、テンキーが欲しい方や矢印キーが欲しい方、または不要な方もいます。
60%キーボードでもショートカットを使用して入力はできますが、欲しいキーが必要な場合は備わっているものを選びましょう。
キー配列について
DuckyのキーボードはUS配列のみになります。
配列についてメリット・デメリットはありますが、US配列のみしか選択することはできないので購入を検討している方は注意が必要です。
Ducky One 3 TKL Mist スペック
製品名 | Ducky One 3 TKL Mist |
---|---|
メーカー | Ducky |
キースイッチ | Cherry MX メカニカルスイッチ |
バックライト | RGB |
接続 | 取り外し可能USB Type-C |
キーキャップ | PBT |
本体サイズ | 高さ40mm、幅370mm、奥行140mm |
重量 | 908g |
高さ調節 | 3段階ラバーフィート |
価格 | 赤軸 25,480円 銀軸 25,980円 |
Ducky One3 シリーズの特徴
- Duckyの新しい設計思想「QUACK Mechanics」
- Ducky専用のKailh Yellow Socketsによる、ホットスワップ対応
- RGB LEDの多彩なライティングモード
- 薄型のOne 3ケースと、豊富なカラーバリエーション
- 脱着可能なパラコードUSB Type-Cケーブル
- 便利なマウス機能
- ハードウェアによるDucky Macroに対応
- 厚手のPBTダブルショットキーキャップ
- 高品質シリコンとEVA吸音フォームで特別なタイピング
- 3段階で調節可能なフット
Ducky One 3には様々な特徴があります。
以下では旧モデルから進化した機能を紹介していきます。
ホットスワップ機能
Ducky One 3は前機種であるDucky One 2から大きく進化した部分としてホットスワップ機能です。
ホットスワップ機能とはキースイッチを交換することができる機能です。
購入時に選択したキーとは別のスイッチを購入すれば、部分的にカスタマイズをすることができます。
一部分だけ銀軸にして、その他の場所を静音赤軸などカスタマイズの幅はかなり広く、自分だけのオリジナルキーボードにすることができます。
ホットスワップのやり方はすごく簡単で、誰にでもできます。動画でふもっふのおみせが交換方法を掲載しているので、参考にしてみてください。
ホットスワップ機能はDucky One 2には搭載されていません。
Ducky One 3を購入する際は目玉機能の一つなので使ってみて下さい!
静音、制振機能
Ducky One 3のもう一つの新機能として静音、制振機能のアップがあります。
キースイッチのみの静音機能とは違い、PCBフォームとケースフォームが追加されており、キーボード自体に静音機能が組み込まれています。
これにより従来のDuckyキーボード以上の静音効果が期待できる作りになっています。
モード切替機能
インジケータ | キー | 機能 |
---|---|---|
C | CapsLk | Capslock ON/OFF |
S | ScrLk | ScrollLock ON/OFF |
M | Fn + Alt + ScrLk | Mouse Mode ON/OFF |
各種キーを押すとインジケーターが光ってそれぞれのモードを起動できます。
マウスモードについてはキーボードサイズによって入り方が違うので注意しましょう!
TKLでは画像のような操作方法になります。
インジケータの「M」が点灯している際に使用できるので、使ってみて下さい。
DIPスイッチ機能
キーボード背面にはDIPスイッチがあります。デフォルトではすべてのスイッチがオフになっています。
スイッチ | 機能 |
---|---|
DIP1 | Windowsを無効にするロック機能 |
DIP2 | N-Key Rollover / 6-Key Rolloverの切替 |
DIP3 | Vender IDの設定切替 |
DIP4 | Right Windows Key → Menu Key 設定切替のオンオフ |
- DIP1
-
DIP1がオンの時に
Fn
+Alt
+Windows
を 3 秒間押し続けると、キーボードのバックライトが 3 回点滅してオンオフを切り替えることができます。 - DIP2
-
DIP2がオフの時は「NKRO Mode」複数のキーを同時に押した場合、 押された順序がすべて正しく認識される機能。オンの時は「6 Key Rollover」MacおよびLinuxデバイスにおすすめ。
- DIP3
-
Ducky Vendor IDの設定。
オンにすると定義可能となる。
- DIP4
-
DIP4がオフの時はデフォルト。
オンの時は右側Windowsキーがメニューキーになる。
Ducky One 3 TKL Mist レビュー
Ducky One 3 TKL Mistを実際に使用してみたのでレビューしていきたいと思います。
詳しい機能の紹介などは別記事で紹介したいと思いますので、レビューメインになります。
付属品は十分のクオリティ
外箱はDucky特有の箱で、Ducky One 3シリーズ以外も同じような箱に入っています。
キーボードは通常のTKLサイズです。質感はかなりサラサラしており、マットな感じです!
キーキャップも通常通りなので、ライティングはキーの隙間から漏れる感じになっています。
内容物
- キーボード本体
- キーキャッププラー
- キースイッチプラー
- キーキャップ
- 接続ケーブル
- ステッカー
- ガイドカード
キーキャッププラー(キーキャップを抜く工具)はキーボードのカラーによって付属するカラーが違います。筆者の購入したDucky One 3 TKL Mistではグレーのプラーが付属しました。
接続用のケーブルはキーボード側がUSB Type-CでPC側がUSB Type-Aになっています。
驚いたのはキースイッチプラーでした。
これが鉄で来ていてキースイッチを外すのにかなり簡単に外す事ができました。
爪をいれる時は縦に入れないとうまく外れませんでした。
筆者はスピード銀軸を購入しましたが、写真のように取り外して別のキースイッチに交換する事ができます。
キーキャップは5pin/3pin両方に対応しているので、Ducky製じゃなくてもpinが対応していれば使用可能です。
キースイッチ購入を検討している方はふもっふのお店で探してみて下さい。
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TKLレイアウトは使いやすい
フレーム面はサラサラしていてシンプルで使い勝手がいいですね!
Ducky One 3の刻印がされています。
Ducky Oneシリーズはeスポーツを目指して作られたキーボードなので、ほとんどの場合はminiサイズが人気です。
筆者の場合はゲームはもちろんですが、その他の用途として「記事の執筆」「テレワーク時の使用」「動画などの編集」に使いたいという思いがあってTKLを選択しました。
以前のキーボードも基本的にはこのサイズを選択してきたので、やっぱりめちゃくちゃ使いやすいんですよね!
オシャレな見た目で気分もUP
機能性もあり見た目が可愛いのがDuckyキーボードの特徴でもあります。
- キーキャップがカスタマイズできて可愛い
- ケーブル配線が3方向で設置しやすい
- ライティングがすごく綺麗
キーキャップが購入時から付属していて、自分の好きなようにカスタマイズすることができます。
キーキャップ交換もめちゃくちゃ簡単で、もちろんそのまま使ってもいいし、別で購入してもいいんですね!
筆者が購入したDucky One 3 TKL Mistはグレーをベースにピンクバイオレットが少し入っているカラーなので、付属のキーキャップもそれに準じたものが付いてきました。
キーキャップ自体はTrue PBTという素材で作られており、2つの樹脂を同時に成形するダブルショット技法により継ぎ目がなく、耐久性があるキーキャップになっています。
長期間の使用でも摩耗やテカリに強く、色褪せないように作られているのが特徴です。
ケーブルは差し込み口がついており、3方向に配線できます。
実はこの機能にめちゃくちゃ助けられています!
このように好きな方向で配線できるので、キーボードの位置を気にして配線をしなくてもいいんですよね!これだけでかなりストレスフリーです。
そしてこのゲーミングらしいライティングです。
様々なパターンから選択することもできますし、キーボードによっても光り方が変わります。
ふもっふのおみせでライティングの様子が一通り紹介されています。
YouTube動画|【キラッキラ!】VARMILOとDuckyのLED比較
Ducky One 3はライティング機能の変更方法がキーボードサイズによって違います。
TKLモデルではFn
+F10
で変更することができます。
詳しくはマニュアルをダウンロードしてみて下さい。
マニュアルが中国語で読みづらいので、日本に翻訳しながら「Ducky One 3 TKLを説明書を見ながら設定解説!裏のスイッチの使い方。」で設定解説してみました。
圧倒的性能の銀軸
Duckyキーボードの一番の代名詞である銀軸は最高性能でした。
Ducky Oneシリーズを購入する際に様々な理由はあると思います。見た目が可愛い、カスタマイズ性能、miniはコスパ最強などなど。
ですが、大抵の人はまずこの『銀軸』を探して購入します。
プロからも評判の高い軸で圧倒的な反応スピードを誇ります。
Duckyを購入する一番の理由はこの銀軸でeスポーツでも猛威を振るっています。
購入を検討している方は絶対に銀軸で購入するべきです。
Ducky One 3 TKLはどんな人におすすめ?
Ducky One 3 TKLは様々な用途に使用することができます。
Duckyの人気キーボードであるminiとは違いサイズ感も使い慣れていると思うので、誰が使っても使いやすいキーボードです。
こんな方におすすめ
- miniサイズキーボードだと不安な方
- カスタマイズにこだわりたい方
- デスク周りも気にしている方
- 最高峰の銀軸を使いたい方
- ゲームだけじゃなく、仕事にもDuckyを使いたい方
上記のような方には非常におすすめできるキーボードです。
また、Duckyには専用ソフトはなく本体だけで使える点も非常に魅力的です。
こだわってDuckyを使いたい方にはすごくおすすめなキーボードです!
Ducky One 3 TKLのデメリット
Ducky One 3 TKLにはいいところがたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。
筆者が使っていてデメリットと感じる部分についてまとめてみました。
Ducky One 3 TKLデメリット
- miniサイズより価格が高い
- US配列しか無く慣れるまで不便
- マニュアルが分かりづらい
やはりネックになる部分は価格面とUS配列の部分でしょうか。
US配列に関しては正直本当に慣れではあります。配列で不便なのは「かな入力の切り替え」ですね。
通常入力切替には切り替えキー1つで変更できますが、US配列だとALT
を押しながら1の隣のキーを押す必要があります。結構手間なんですよね!
その他にはDucky miniは価格もプロ用にしては安いんですが、TKLモデルになると結構上がります。
このあたりがネックになると思います。
Ducky Oneを安く購入するなら
Duckyは台湾の企業ですが、輸入するメリットはありません(価格も大きく変化なし)。
日本での代理店は「ふもっふのおみせ」です。
ふもっふのおみせはゲーミングデバイスの輸入を事業として扱っています。
Ducky以外にもあの有名な「finalmouse」を取り扱っているお店でもあるので、是非チェックしてみて下さい。
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まとめ
- 圧倒的高性能の銀軸
- オシャレな見た目で使いやすい
- 機能面も付属品もハイクオリティ
- miniサイズより価格が高い
- US配列しか無く慣れるまで不便
- マニュアルが分かりづらい
Ducky One 3 TKLについて紹介してきました。
これからDuckyを購入しようかなと考えている方には間違いないキーボードだなと感じています。
そのうち定番であるminiを購入してみたりと最初にここから出発するのは、ありだと思いました!筆者は購入してかなり満足しています。
マニュアルが中国語で読みづらいので、日本に翻訳しながら「Ducky One 3 TKLを説明書を見ながら設定解説!裏のスイッチの使い方。」で設定解説してみました。
Duckyにはかなりの種類のキーボードがあります。
当ブログではキーボードを始め様々なデバイスをレビューしています。
是非他の記事も参考にしてみて下さい。
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以上っ!!
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