英国の結婚式の贈り物『6ペンスコイン』意味や種類を解説！ラッキーアイテムとしてもおすすめ！

ラッキーアイテムを思い浮かべるとしたら何を思い浮かべますか？？

英国では結婚式でのラッキーアイテムとして6（シックス）ペンスコインというものがあります！！

日本ではあまり馴染みのないアイテムですが贈り物としてとても縁起の良いものなんです。

今回はこの6ペンスコインについてデザインや意味について詳しく紹介していきたいと思います！！

6ペンスコインの意味とは？

６ペンスコインは元々イギリスで1551年から1967年まで製造され使われていたコインの事です。

コインには歴代英国の王様や女王が刻印されてきました。

ですが、1971年に製造が中止され現在では中々見かけることが無くなってきた事から、幻のコインと呼ばれるようになりました。

イギリスの童謡である「マザーグースの歌」の中に出てくる「サムシングフォー」の歌詞が由来となっていて、結婚式に向かう花嫁の左の靴の中に6ペンスコインを入れておく事で「経済的にも精神的にも満たされ幸せになれる」と信じられていて、現在でも結婚式のラッキーアイテムとして愛されています。

結婚式で花嫁が以下の4つのものを身につけると幸せになれるという。

1．なにかひとつ古いもの（Something Old）

祖先、伝統などをあらわす。先祖代々伝わった、あるいは家族から譲られた宝飾品を当てるのが一般的だが母や祖母の結婚衣裳、または結婚衣裳に使われたヴェールやレース、リボンなどの飾りなどを使用することもある。

2．なにかひとつ新しいもの（Something New）

これから始まる新生活をあらわす。新調したものなら何でも良いが一般的には白いものを用意する。花嫁衣裳の一部である白いサテン製の上靴や長手袋などをこれに当てることが多い。

3．なにかひとつ借りたもの（Something Borrowed）

友人や隣人との縁をあらわす。幸せな結婚生活を送っている友人や隣人から持ち物を借りることにより、その幸せにあやかる。ハンカチやアクセサリーを借りるのが一般的である。

4．なにかひとつ青いもの（Something Blue）

聖母マリアのシンボルカラーである青、つまり純潔をあらわす。このサムシング・ブルーは目立たない場所につけるのが良いとされており、白いガーターに青いリボン飾りをつけたものを用意するのが一般的である。

そして靴の中には6ペンス銀貨を（and a sixpence in her shoe.）

人気のデザインや発行年号は？

6ペンスコインは製造年によってデザインが変わっています。

デザインの中で最も人気なのは現在も女王である「エリザベス2世」が刻印されているコインです！！

エリザベス二世

エリザベス二世が最も人気な6ペンスコインです。

人気の年代は「1970年」に記念硬貨として発行されたものが流通数が少なく人気が高いです！！

また、エリザベス2世が硬貨に刻印されるようになった最初の年の「1953年」の硬貨も人気です！！

ジョージ6世

ジョージ6世の6ペンス銀貨。

イギリスのジェームズ・クック船長が1770年にオーストラリア東海岸に到着。

大陸の東海岸一帯を国王ジョージ3世の名において領有すると宣言した。

その後、1788年にアーサー・フィリップ船長がイギリスによる領有を宣言し、入植を開始。（＊1788年がオーストラリアの建国記念となっています。）

オーストラリアではイギリスと同じ額面の通貨を使用していました。

1910年より1963年まで、オーストラリアでは6ペンスを通貨として使用。

ジョージ5世

ジョージ5世とカンガルーエミューのデザイン。

こちらのデザインも少ないコインです。

6ペンスコイン購入するには？

Amazon

6ペンスコインは一部ホテルやネットで購入する事ができます。

Amazonでも購入する事ができますが、専門に扱っているサイトを紹介します！！

参考：Amazon 6ペンスコイン

BMCA

ブライダルMCアライアンスの代表を務めている「恋塚（こひづか）さん」のwebページで紹介、販売されています。

こちらの商品はイギリスで恋塚さんが購入したものです。

参考：BMCA

豆知識

ちょっとした小ネタを紹介します！！

6ペンスコインについてもう少し知りたい！！という方は是非参考にしてみてください！！

日本円でいくら？？

貨幣のレートは日々変わりますが、現在のレートだと1ペンス＝1円と98銭（約2円）です。

日本では1円＝100銭です。

6ペンスですと588銭で5円と88銭（約6円）です。

よって『6ペンス＝約6円』になります！！

Queenのブライアン・メイはピックの代わりに使っていた

Queenのギタリスト「ブライアン・メイ」がピックの代わりに使っていたのはとても有名な話です。

現在では「オーストラリアの5セント」を使って弾いているそうですよ！！

こちらの本のおまけに5セントが付いていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか？？

定番の結婚式にはもちろん、ラッキーアイテムとしてキーホルダーやペンダントで持っていても良いと思います！！

結婚式が終わってもお揃いでラッキーアイテムとして身につけているカップルもたくさんいます。

少しでも興味を持っていただけたら幸いです！！

以上っ！！！