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仮面ライダー555 パラダイス・リゲインドを見たゆとり世代の評価をつらつらと語っていく
平成初期生まれの仮面ライダーはもちろん平成ライダーです。
筆者も平成初期ですが、仮面ライダーってウルトラマンや〇〇レンジャーよりもストーリーが深かったり、ダークな雰囲気もあって難しいんですよね。
仮面ライダーの対象年齢って何歳なんでしょうか?
実際の変身ベルトなどの玩具を見てみると、なんと3歳からとか!?
いやいや待ってくださいよ、3歳の頃に筆者はこれで遊べた自身はありません。
そんなこんなもあって本来、筆者の対象の仮面ライダーは「仮面ライダークウガ」とか「仮面ライダーアギト」とかなんでしょうけど(テレビでは見てたけど)ほぼ記憶がないわけです。
そこで実際に筆者が仮面ライダーを認知してたのって「仮面ライダー龍騎(ギリ)」とか「仮面ライダー555」なんですよね。
仮面ライダー龍騎はカードを集めてたくらいですが、仮面ライダー555はしっかり覚えてた記憶があります。
そんな仮面ライダー555はもはや筆者の幼少期の青春であり、そのファイズの新作映画「パラダイスリゲインド」が公開されました。
本当は映画館で見たかったんですよ。
ですが、公開日もイマイチ覚えておらず、上映される映画館も限定されているので見に行けなっかたんです。
しかしAmazonプライムビデオでしっかりレンタルして見たので、この熱気やまぬ内にレビューしたいと思います。
この記事の内容
- 仮面ライダー555パラダイス・リゲインドはどう?
- 当時の視聴者の反応は?
- 微妙なところはどこだった?
仮面ライダー555 パラダイスリゲインドについてレビューしていきます。
仮面ライダー555(ファイズ)
仮面ライダー555は2003年の仮面ライダー作品です。
平成ライダーはそれぞれテーマがハッキリしており、仮面ライダー555は「携帯電話」がモチーフのライダーで魅力的なライダーです。
武器には「カメラ」や「携帯式ライト」などのガジェット系が多く、ブレードの武器もバイクのハンドルが取れて武器になったりと、めちゃくちゃかっこいいんですよね!
今回のパラダイスリゲインドは20周年記念作品として公開されます。
20年前は懐かしすぎますね。
本日5/29(水)は
— 「仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド」公式 (@555_20th) May 29, 2024
「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」発売日です💿
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ライナーノートなど、特典をお楽しみください✨
そしてカイザフォン付きは9/13(金)発売なので
今しばらくお待ちください‼️#ファイズ#Vシネ555 pic.twitter.com/YRKsnQ58yS
仮面ライダーの俳優といえば基本イケメンなんですよ。
当時の平成初期からなんて、余計にイケメン基準だったと思います。
もちろんファイズの俳優である半田健人さんもイケメンです!
ヒロインも可愛い人しかいないのが当時だったと思います。
昭和から切り替わったばかりで、今とは全く違った環境でしたが、それでも当時は新しかったんですよね。
パラダイス・リゲインド
園田真理(芳賀優里亜)は菊池啓太郎の甥・条太郎(浅川大治)、海堂直也(唐橋充)、そして、いつしか戻ってきた草加雅人(村上幸平)とともにクリーニング店「西洋洗濯舗 菊池クリーニング店」を経営しながらオルフェノクの庇護を行っていた。一方、政府により企業再生されたスマートブレイン社は、オルフェノクの殲滅を目指す企業へと変貌を遂げ、北崎(藤田玲)が社を率いていた。
仮面ライダー555 パラダイス・リゲインド
ある日、追いつめられたオルフェノクを救うため、草加と海堂は仮面ライダーカイザとスネークオルフェノクとなり、殲滅隊隊長の胡桃玲菜(福田ルミカ)/仮面ライダーミューズと交戦。そこに現れたのは、数年前に真理たちの前から姿を消して以降、消息不明となっていた、あの乾巧(半田健人)だった。巧は、かつてとは異なる姿のファイズ・仮面ライダーネクストファイズへと変身し、スマートブレイン社の尖兵として、その力を使い始めた…!
ネクストファイズに攻撃されて混乱する真理たち。巧はなぜスマートブレインにいるのか?今まで何をしていたのか?
波乱を含んだ彼らの再会は、オルフェノクと人類をめぐる新たな物語のほんの序章に過ぎなかった。
今回の作品はファイズの世界でも本編終了後の話を取り扱っていて、世界観やキャストを本編からそのまま持ってきた作品になっています。
怪人である「オルフェノク」と「仮面ライダー」の戦いがこの作品のメインになりますが、第三者としてスマートブレインという会社が存在し仮面ライダーのベルトを研究し作っている設定があります。
このスマートブレインとの戦いも本編で描かれていたりするので、今回は話はオルフェノクとの戦いよりも、この会社との戦いが主軸として描かれています。
ライダーベルトは基本的には3本+αですがメインの「ファイズ」「カイザ」「デルタ」が登場したのは、個人的には感動モノでした。
パラダイスリゲインドでは、新しいライダーとして「仮面ライダーミューズ」が登場しています。
青いライダーで最新のベルトで変身したり、AIを使って戦ったりします。
仮面ライダー555にはこの他にも映画限定ライダーが登場していました。
パラダイス・リゲインド レビュー
ここからは実際に見たレビューを書いていきたいと思います。
この映画の筆者の評価は「思い出補正がある人にはぶっ刺さる映画」です。
仮面ライダー555 パラダイス・リゲインド | |
---|---|
キャスト | /4.5 |
ストーリー | /3.5 |
演技 | /3 |
演出 | /4 |
音楽 | /4.5 |
個人的評価 | /3.5 |
購入する |
キャストが神すぎる
なんとほぼ全員が当時の仮面ライダー555のキャストそのままという本作です。
もちろん当時から20年経ってるのでみんな歳をしっかり取っているんですよね。
キャストが全く変わらないこの作品は仮面ライダー555正統続編というのにピッタリの映画になっていました。
演出もライダーも音楽もすべてが完璧
これは本当にそのまんまで仮面ライダー555が続行された感覚で、新しいファイズとカイザも凄くかっこよく作られています。
変身の際のモーションやフォームチェンジもかっこよく文句の付け所がない様子です。
ネクストファイズは放送当時のファイズを本当にアップグレードしたかのようなかっこよさがあります。
変わらない安心感
仮面ライダーファイズには変わらない安心感がありました。
ファイズの中のキーアイテムである「携帯電話」は当時日本で普及していたモデルですが、10年前くらいから、スマートフォンが普及しています。
現在ではスマートフォンがメインになっており、新しいネクストファイズもスマートフォンで変身することができます。
ですが、この映画には変わって便利になっていく事の他にも変わらずにすばらしいままである事の大切さと美しさを教えてくれる描写もありました。
最後の戦闘ではネクストファイズに変身せず、「条太郎、お前わかってんじゃねえか」と巧が言ったあとに「俺はやっぱり、こっちで行くぜ」と言いファイズに変身する時は変わらない安心感ですごく感動しました。
平成対令和の構図
全てに敵対関係を持たせてるわけではありませんが、わかりやすい構図として「令和の最新テクノロジー」と「平成の頃の最新テクノロジー」で対立させています。
ファイズの敵のライダーがAIを使ったり、敵のボスがオルフェノクではなくアンドロイドだったりと視聴者はファイズが見たいと思いますが、当時の視聴者は余計に「あの頃の思い出補正」によって面白いと感じると思います。
変わらないものの安心感と感動が、最新のワクワクするものと対立しているのはすごく面白いんですよね!
パラダイス・リゲインドの微妙なところ
正直なんでこうしたの?とか意味がわからない!という部分が多々ありました。
残念で微妙なところをまとめて解説します。
パラダイス・リゲインドの微妙なところ
- ヒロイン(園田真理)をなぜオルフェノクにした?
- ストーリーがよく分からない
- 胡桃玲菜は最後に何故攻撃をやめた?
- キャスト陣の歳を感じる
本編では絶対にオルフェノクにしなかった園田真理をこのタイミングで戦えるオルフェノクにしたのは、意味がわかりませんでした。
なんであれほどやらなかったのに…
そしてキャスト陣営に歳を感じます。
園田真理役の芳賀優里亜さんは仮面ライダーゲンムズでスマートレディを努めていました。
全然美人に見えますが、昔の園田真理は美人というより幼い可愛さというかそんなのがありました。
初期のイメージはこんな感じで、最終話まで少しは成長もありますが、大きくは変わりませんでした。
主人公のファイズである乾巧も初期のイメージとだいぶ違います。
また、ストーリー自体も分かりません。
乾巧は死期が近かったから姿を消したのに最後はなぜあらわれた?胡桃玲菜って何者?で終わってしまったりと、背景さながら全く理解ができませんでした。
まとめ
この作品は乾巧と園田真理の完結としてはどうなんでしょうね?
正直、園田真理がオルフェノクになるのを否定した本編のラストがこれなのは、本当は全員オルフェノクにしたかったのでは?と思ってしまいます。
ストーリーでは乾巧の死期が伸びたという事なのかよく分からない展開になっており、最後のやり取りだけはいつもの日常になったというハッピーエンドで終わっています。
この作品がおすすめな人
- 仮面ライダー555を見ていた人
- すでに本編ストーリーを知っている人
- ファイズのリアタイの年代の人
- 平成初期生まれの人
話の内容はイマイチだと感じてしまう一方で、20年前のキャスト陣やファイズ自体などは懐かしさと感動があるので、これらを味わえる人はストーリーを超えて「おぉファイズだ!」と感じることができるでしょう!
筆者もその一人だったので、新しい要素は単純にかっこいい!ストーリーはよく分からないけど、あの頃のファイズがおじさんになっても戦い続けてる!かっこいい!と感じました。
気になる方は映画をぜひ見てみてください!
以上っ!!
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